三国志を語る11

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    はい、団長ッス。

    曹操暗殺計画を曹操にチクったのは劉備ではないか…と語りましたが。

    『劉備、雷にビビる』の直後、劉備はインチキ皇帝袁術にトドメを刺すべく、袁術討伐を申し出、曹操も快諾します。
    ただ、曹操の部下で朱霊を劉備軍に同行させます。

    劉備が出発すると曹操は董承以下、『連判状』に署名した諸将や一族を処刑するんですね。

    ただ、劉備以外にもう1人、処刑を免れた人がいます。
    あの馬超の父、馬騰です。
    ま、馬騰と曹操については後日。

    んで、曹操は車冑という部下に劉備討伐を指示します。

    劉備は張飛と行動を共にし、関羽は劉備の妻子と共に別行動を取ります。

    更に、劉備は朱霊と車冑を斬り、張飛と別行動を取り北へ向かいます。
    …北?

    えぇ、あの袁紹のもとへ向かうのです。
    久々登場のムチャクチャな坊ちゃまですなw

    張飛はこの時点で行方不明…となってますが、劉備と同行していた可能性がありますね。

    一方、関羽と劉備の妻子ですが、曹操軍に捕らえられ曹操の軍門に降るんです。
    それも気持ち良く事が運びます。

    曹操は関羽と劉備の妻子を手厚くもてなします。

    どうですか、この辺の一連の動き。

    曹操って、オヤジを殺されて徐州住民を大量虐殺した男ですよ?
    更に、暗殺計画に署名した者を一族共々処刑してるんですよ?

    なのに、劉備関係者へこの待遇w

    どう考えても『雷にビビった』時に『いやぁ暗殺計画に署名しちまったけどさ、チクったから許してチョ』とか言わないと、これは無いですよねw

    劉備も不自然に関羽と別行動を取ってますし。
    『演義』ですら張飛の所在について触れてません。

    まぁ、推測の域を出ませんので、このくらいにして、先に進みましょうw

    ぁ。

    袁術討伐はどうなったってですか?

    えと…。
    袁術は『インチキ皇帝』として、本拠地南陽で董卓並みに暴政をしくんですね。
    その結果、不満を持った民衆や兵がどんどん離れていきます。

    究極に弱体化したところに劉備軍登場。
    フクロにされ逃げます。

    袁術は数名の部下と共に、従兄の袁紹へ助けを求めるべく北上しますが、その途中病死するんですw

    やっぱねぇ。
    私利私欲を貪る権力者は、哀れな死に方しかしませんね。

    先人は言います。
    『悪い奴はロクな死に方しねぇべ』…とw

    どこぞの国の政治家や官僚も、教訓にしていただきたいモノですw

    さて、続きはまたw

    三国志を語る10

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      ども、団長です。

      いやぁ、三国志を語り始めて10回目ですかw

      あまり気にしてませんでしたが、アクセス数を見たら、かなり多くの方にご覧頂いているようでびっくりしました。

      ご覧頂いている多くの方に感謝します。

      せっかくなので、最後まで突っ走ってみたいと思います。

      さて、天下の猛将呂布を倒し、曹操と劉備は許昌へ引き揚げます。

      許昌に到着すると、劉備は漢皇帝劉協へ接見します。
      ま、当然ながら『中山靖王劉勝の末裔』と紹介されますが、何の確証もないインチキ臭い話で、しかも自称w
      劉協は家系図を追うよう、事務方へ調査を指示しますが、劉協は劉備をいたく気に入り『皇淑』と呼び始めます。

      ま、劉協は『孤独な皇帝』であったため、身内(?)の登場に喜びを感じたのでしょうw

      以降、劉協は事あるごとに劉備と歓談します。
      まぁ、曹操はあまり面白くないですよねw

      そんな状況の中、劉協は曹操の事を劉備に相談します。
      『曹操も以前の宦官や董卓と同じく、漢王室を蔑ろにしている気配がある』…と。

      いやいや、実は曹操。
      意外と庶民のために結構動いていたりしまっせ?

      例えば有名なのが『屯田制』。
      農地を用意し、庶民へ貸し出す事で、雇用を促進し、兵糧も調達でき、都市も発展すると一石三鳥の策を実行したり…ですね。
      許昌は割とバブリーな街になってたりするんですね。

      そんな曹操を、あの董卓と同列にするって、どうなん?…って感じなんですがw

      劉協にそう思わせてしまったのは、曹操が漢王室を蔑ろにしている…言いかえれば『皇帝として何もできない自分への苛立ち』だったのかも…ですね。

      人間って思い込むと止まりませんからねぇ…。

      劉協は配下の董承へ『曹操暗殺令』を出します。

      しかも、劉備も『曹操暗殺連判状』に署名します。

      …が。

      これが曹操にバレます。

      バレるんですが…実は、暗殺計画について、曹操がどうやって知る事となったか明確にされていません。

      と、なると、誰が曹操にチクったんかって話になります。

      おいらは劉備じゃないか…と。

      実は、暗殺計画に署名した劉備は、直後に曹操と宴席を持ちます。

      あの有名な『劉備、雷にビビる』のシーンです。
      あの時に、劉備は暗殺計画を曹操にチクったんでは?

      …とw

      あくまでも推測ですがねw

      ただ、以降の劉備と曹操の動きを見たらそう思わざるを得ない…と。

      その気になる劉備の動きはまたw

      三国志を語る9

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        あいよ!
        団長ですよw

        さぁ、徐州の陳珪、陳登親子の奇策により、下ヒ城へ追い込まれた呂布軍団。

        劉備は許昌から曹操軍を引き連れて徐州に戻ります。

        …ぁ。

        そういえば、劉備は袁術と一戦交えていたはずでは…?

        実は、劉備へ袁術討伐を指示した際、曹操自ら袁術討伐へ動いていたりします。

        そして袁術は敗北し、拠点の南陽へ逃げます。

        しかも、袁術は苦し紛れに呂布の娘と婚姻を結び、後方支援を要請するよう画策しますが、さすがの呂布もインチキ皇帝を信用できず破談になる…なんてエピソードがありました。

        曹操が許昌へ引き揚げると劉備が助けを求めたため、劉備と共に徐州下ヒへ向かったワケです。

        呂布軍は、許昌でのクーデタ戦と同じく、陳宮が城を守り、呂布が討って出る作戦を取ろうとします…が。

        呂布の嫁が待ったをかけます。

        …呂布の嫁。
        えと、勘違いをされるといけないので、敢えて触れておきますが、『貂蝉』さんではありませんのでw
        貂蝉さんは『演義』で登場しますが、董卓が討たれた後、自殺を図ります。
        (作品によっては董卓の残党に殺害されるパターンもあります)
        光栄のゲームで呂布と貂蝉がラブラブなのは、あくまでもフィクションですw

        さて、呂布の嫁は『徐州城で陳珪、陳登親子の策略で城を追い出された』ことで、城内の者を信用できなくなっていました。
        てなワケで、呂布が城外にでる事を拒みます。

        呂布も嫁の気持ちをくみ、籠城します。

        …日が過つごとに追い詰められ、事もあろうに酒をめぐり、部下へ暴力を働いた事で、呂布軍兵士が曹操・劉備軍へ投降を始めます。

        さぁ、いよいよ追い詰められた呂布は、以前、袁術が婚姻を要請した事を思い出します。

        呂布は自ら娘を連れ、袁術のもとへ走り後方支援を要請するため城を出ますが、曹操軍に捕らわれます。

        同じく捕らわれた陳宮は即、打ち首となります。

        さぁ、次は呂布の番。

        呂布は曹操へ命乞いをします。
        曹操も『呂布の武勇を使ってみたい』と一瞬思います。

        が、劉備がそれを諫めます。
        『呂布を部下にした者がどういう結末を迎えたか…お忘れか?』…と。

        曹操は、呂布の嫁と娘の安全を約束し、呂布の斬首を指示します。

        処刑の際、呂布は劉備を激しく罵りながら果てます。

        三国志前半のキーパーソンが散りましたが、散り際がちと潔くなかったですなw

        さて、打倒呂布で手を組んだ曹操と劉備…新たな展開が待ちます。

        三国志を語る8

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          ほい、団長です。

          さて、劉備は朝廷の勅令により『インチキ皇帝・袁術』を攻めます。

          徐州城には張飛と劉備の妻子、そして呂布の一行がいます。

          この朝廷の勅令…まぁ曹操からの指示なんですがね、実は裏がありましてw

          またも登場、曹操の参謀・荀イクの進言だったりします。
          シタタカですねぇw

          袁術討伐の勅令を出す前に、逃げた呂布を討つべく劉備へ偽情報を流し戦わせ、ついでに徐州も頂こうと画策します。
          が、劉備に気づかれうやむやにされます。
          この策略は呂布にもバレていました。

          そこで、なかなか動かない劉備を袁術討伐に行かせ、ついでに…と、考えたワケです。

          しかも、袁術にも『チンピラ劉備が、皇帝であるアンタを攻めに出ましたぜ』と伝え、激怒した袁術は迎撃軍を出します。

          ところが、ここで呂布が意外な行動にでます。
          『こんな俺を受入れてくれた恩がある。まして俺を討つ策略も無視してくれた』と劉備軍を追います。

          いやぁ、呂布も人の子。
          つか、劉備の最大の武器『人徳』が呂布をも動かしたのでしょう。

          袁術迎撃軍の将・紀霊と劉備軍の間に割って入り、なんと和睦をまとめます。

          しかし、これに納得がいかない袁術は、徐州へ出撃します。
          劉備も再び出撃します。

          その時でした。

          参謀の陳宮にそそのかされ、呂布は徐州城を襲います。
          しかし呂布は当初、徐州城襲撃を拒みます。
          が、陳宮は配下の者に指示し、留守番の張飛に酒を飲ませていました。

          劉備は袁術迎撃の際に、張飛へ『禁酒』を言い渡していましたが…。
          相手の策略とはいえ、やっちまいましたね、張飛。

          酔ってヘロヘロの張飛がシラフの呂布にかなうはずがなく、劉備の妻子を残したまま劉備軍のもとへ逃げます。

          そりゃあ、酔いが醒めるのも早かったでしょうw

          さあ、劉備…いよいよピンチです。
          ひとまず徐州の『小沛』に入り、曹操に『俺、呂布を殺ルべ』と手紙を出しますが…呂布にバレます。

          キレた呂布は小沛へ総攻撃を仕掛け、劉備はボロ負けします。

          劉備は部下や妻子を残し、曹操のもとへ走り、曹操軍を動かします。

          ところが、その間。
          徐州の陳珪、陳登親子が一計を案じ、呂布軍を徐州城、小沛から締め出します。

          呂布軍は下ヒ(かひ)城へ逃げ籠もります。

          形勢逆転です!
          陳珪、陳登親子…光栄ゲームでは地味な存在ですが、これは超ファインプレーですよ。
          アッパレ!

          てなワケで、続きはまたw

          三国志を語る7

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            よっこらせっと…Da・んちょうですw

            許昌で起きたクーデターも天災により、なんとか鎮圧できた曹操。
            徐州牧・陶謙の病死により領土を譲り受けた劉備。

            共に地盤固めに忙しい日々を迎えます。

            …が、曹操と劉備、それぞれに更なる困難が待ち構えているんですが、その前に…

            呉の孫一族についても触れておきましょう。

            孫堅は『董卓討滅軍』に参加し、奮戦しながらも味方からの食糧補給を断たれて惨敗します。

            その撤退時、偶然にも『玉璽』(皇帝の印)を見つけ戦利品として持ち帰ります。

            元々孫堅は独立勢力ではあったものの、袁術(袁紹の従弟)の支配下にあり、董卓討滅戦からの撤退後は荊州の劉表を攻めるよう指示を受けます。
            (曹操と袁紹の関係に似たような構図ですな)

            『江東の虎』と言われる孫堅は、荊州攻略戦で黄祖の攻撃で戦死してしまいます。
            跡を孫策が継ぎますが、袁術の客将となります。
            客将っていっても、袁術に言わせたら完全に『部下』なんですがね。

            シタタカですな袁一族w

            しかも、袁術は孫堅が持ち帰った『玉璽』の存在を嗅ぎつけ、孫策から奪い取ります。

            そして、あろうことか自ら『皇帝』を名乗りあげます。

            名門『袁家』も末期状態ですw
            単細胞と言うか…その…なんですか?
            今の時代にもいますわね。
            一族のツラ汚しw

            つか、今も昔も無能なインテリが分不相応な肩書きにこだわるモノです。
            やっぱ、人望による肩書き持ちとの差は歴然ですよ。

            ですので、そんな身勝手を周囲…特に従兄の袁紹が認めるはずもなく、袁術は孤立します。

            孫策は『玉璽』と引き替えに兵力、騎馬、食糧を得て江東の地に戻り、地盤固めを始めます。
            タダでは転びませんな…さすがです。

            さて、孫一族の状況を把握して頂いたところで、曹操と劉備の話に戻りましょう。

            許昌でのクーデターに失敗した呂布は、東の徐州・劉備を訪ねます。

            思わぬ来訪者に徐州はてんやわんやの大騒ぎ。
            大半の部下が警戒し『門前払い』を劉備へ勧めますが…。
            人が良いのか、KYなのか…。
            劉備は呂布を客将として迎え入れます。

            まぁ、相手が誰であろうと、頼られたら受け入れる劉備の心意気が人気の秘訣ではあるんですがねw

            そんな中、朝廷(曹操)から『インチキ皇帝・袁術をやっつけろ!』と指示されます。

            劉備は張飛に留守をさせ、関羽と出陣しますが…。

            これがドえれぇ事になります。

            続きはまたw

            三国志を語る6

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              まいど、団長ですw

              父の弔い合戦を行う曹操は、本拠地許昌で発生したクーデターにより軍を徐州から引きます。

              この時、徐州の陶謙のもとには劉備軍団がいました。

              劉備は黄巾討伐の功績により、ある地方の県令となります。
              が、視察にきた役人から賄賂を求められ、その役人を吊し上げて暴行します。
              自暴自棄になった劉備は県令を投げ出し、放浪の旅に出ます。

              そもそも劉備は、前漢時代の『中山靖王劉勝の子孫』である事が売り。
              とは言っても実家はワラジの製造・販売で生活する一般庶民だったワケで、実際のところ怪しい部分が多いのでインチキ臭いんですがねw

              ーある豪族の娘が黄巾賊に襲われた際に劉備、『指名手配犯』の関羽、『肉屋の大将』張飛が助け、それが縁で義兄弟の契りを交わすー

              『演義』では『桃園の誓い』と言う名場面ですが、まぁ『演義』では多少脚色がありますが、こんな感じで3人は出会うんですね。

              話は徐州に戻り、徐州の牧・陶謙は、曹操軍に囲まれ絶対絶命の大ピンチ。

              全国の諸将に応援を頼んだ際、颯爽と現れたのが劉備軍団だったのです。
              関羽と張飛は猛反対でしたがw

              城を包囲する曹操軍を先鋒・張飛が切り込み陶謙と合流します。

              んで、劉備が曹操に和議を申し入れると、あっさり曹操が引き上げたので『やったぜ!』と喜びますが、実際は曹操の都合で引き上げたのですw

              しかも、これが曹操VS劉備の初戦のオチですw

              曹操が引き上げた後、陶謙は劉備に後を任せ病死します。

              これで劉備は初めて『領土』を獲得します。
              いやぁ、めでたいっ!
              …と、言いたいところですが。

              一方、許昌へ急行した曹操。
              相手に呂布がいるだけに、非常に困難な戦いを強いられます。

              ただ、なかなか決着がつかなかったのは、呂布が陳宮の言うことを全くきかず、作戦がボロボロになったから。

              呂布の暴走があったにしても、曹操の大軍を相手にシーソーゲームが展開された事実は見逃せませんよね。
              恐るべし呂布w

              そんな攻防戦も意外な形で決着がつきます。

              イナゴの大群が許昌を襲ったのです。

              これで両軍共に食糧が尽き果て、呂布は陳宮と共に逃亡を図ります。

              曹操は自然災害に助けられましたね。

              さて、逃亡を図った呂布は、許昌を離れ東へ向かいます。

              許昌から東…。

              やっとこさ領土を手にいれた劉備が治める徐州がありますw

              呂布が徐州へ向かった事で、またもやドタバタ劇が展開されますw

              三国志を語る5

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                はい、どうも団長です。

                さぁ、遂に曹操の時代が到来しました。

                が、早速難題が降りかかります。

                最高位のポスト『大将軍』の座に着いた曹操でしたが、これにイチャモンをつけた変なおっちゃんが出てきました。

                河北の袁紹です。
                袁紹と言えば、先の『董卓討滅軍』のリーダーを務めた、いわゆる『出来ない上司』なワケですが。

                曹操と袁紹は幼なじみだったりしますw
                しかし、宦官の孫である曹操と大財閥(名門)『袁家』の子孫である袁紹。
                言わば、叩き上げでのし上がった曹操と金持ちのボンボン袁紹ってとこですか。

                たまにいますよね、親の七光りで何も出来ない癖に威張り散らすやつ。
                その典型みたいなもんですね、袁紹w

                袁紹曰わく『部下のてめぇが何のつもりだ!大将軍は俺の役職だろ!』との事。

                ムチャクチャでしょ?w

                しかし、世間はそう思ってない矛盾もあります。
                今の時代でも『ネームバリュー』は大きなステータスですが、時折、それに騙される方もいますよねw

                袁紹の駆け引きにより、曹操は『大将軍』の座を袁紹に譲り、曹操は『司空』という建設大臣のポストに着く事で決着します…(まぁ、呪われたポストを譲った感じですなw)

                そんな折り、曹操にとんだ悲報が飛び込みます。

                やっとこさ、安定した地盤をこしらえた曹操は、親孝行したい一心で父親を許昌へ呼び寄せます。

                その通過地点の徐州での事。

                道案内役を買って出た徐州牧の陶謙は、部下たちへ護衛を指示します…が、この部下たちが曹操の父親を殺害し、荷物の財産を奪い逃走します。

                これで曹操がキレます。
                曹操も人の子、キレて当然です。

                でも、キレ方がハンパなかった…。

                この時の指示が『徐州の住民を全て討て!』

                曹操は全軍を率いて徐州に乗り込み、片っ端から庶民を殺戮します。

                寝耳に水の陶謙は、これを『いいがかり』と思い徹底抗戦しますが、これもマズかった。

                おかげで、住民も含め数万人の死者が出たんですね。

                過剰な仇討ちですが、良くも悪くも、やるからには徹底的にやる…これが曹操の信念ですね。

                しかし、全軍を率いて仇討ちに没頭する曹操にまたも急報が入ります。

                『許昌でクーデター発生!』

                曹操の部下、陳宮があの呂布と結託し、反旗を翻したとか。

                曹操は徐州攻撃を一時中断し、許昌へ急行します。

                陶謙にしてみたらラッキーでしたが、三国志史上でも稀にみる被害が出たのはいただけない。

                三国志を語る4

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                  はい、団長ですw

                  私利私欲の限りを尽くした董卓が遂に討たれました。

                  歴史は繰り返す…と、言うか…学習能力が無いんですかね。
                  『欲たれるとバチかぶる』って歴史が証明してるのに…ですねw

                  さて、董卓亡き後、王允と呂布が最高権力者となりますが、またもや動乱が起きます。

                  董卓の部下たちが打倒王允の軍を立ち上げます。

                  これにより、王允は討たれてしまい、さすがの呂布も逃亡を図ります。

                  そりゃ〜ねぇ、それまで『美味い汁』を吸わせてもらってた身分ですからね。
                  その大元が討たれたとあらば、ハイパー覚醒状態で仇討ちにかかりますわねw

                  またもや宮廷に火が放たれ、皇帝劉協は2度目の避難を行います。

                  てか、元々宮廷があった洛陽は荒れ地となってますし、董卓に無理やり遷都された長安なんかいたくないし…とは言え行くところないし…。

                  ぶっちゃけ皇帝劉協は困り果ててました。

                  そこに『うちなんか、どうでっかぁ?洛陽にも近い都会でっせ!』と声をかける者が現れます。

                  曹操です。

                  黄巾討滅、董卓討滅と2度のピンチに奮戦した勇者からの誘い。

                  皇帝劉協は2つ返事で曹操を頼ります。

                  実は、これ…曹操の部下で『荀イク』って人の進言による謀略だったりしますw

                  この時、『董卓討滅軍』に参加していた各諸将たちは地盤固めに精を出していました。

                  だって、あのクソ董卓が権力を握れたワケて、『俺だって!』…と、思いますわね。

                  この事で、中国は群雄割拠の時代に突入したワケです。

                  荀イクが進言した謀略とは、皇帝を抱き込み権力を握ることで新しい時代を築くこと。
                  これには曹操も『ちょっと待て』となります。
                  そりゃ、皇帝を擁して権力を振りかざした何進、宦官たち、王允、董卓…と、皆連れ短期間で討たれてますからねぇ。

                  曹操は悩みます。

                  が、河北の袁紹、呉の孫一族と比較した時に、曹操の出遅れ感は否めません。

                  衰退化した後漢王朝とは言え、劉協が皇帝である事は事実。

                  曹操は悩み抜いた末、荀イクの進言を採用し一念発起します。

                  そうと決まれば、曹操は自費を投入して地元許昌に宮廷をはじめ、都市整備を突貫工事で進めます。

                  そして曹操は最高位の『大将軍』のポストに着きますが、これに『待った』をかけた変なおっちゃんがシャシャリ出てきます。

                  ここから新たな展開をむかえますw

                  三国志を語る3

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                    おぃっす!
                    団長ですw

                    さてさて『棚から牡丹餅』で権力を持つ事になった董卓は、ひたすら私利私欲を追求します。

                    てか、『皇帝の叔父』大将軍何進も、霊帝に仕えた宦官もそうですが、政治的理念に欠ける人が権力を持つと、私利私欲に走るんですよね。
                    そして必ず『処刑』というキツいオチが待ってます。

                    董卓も例に漏れず、ついに『董卓討滅軍』が召集されます。

                    …が。
                    この討滅軍は空中分解してしまいます。

                    …と言うのも、なんとなく選出されたリーダーの袁紹がいい加減。

                    孫堅が先陣をきって奮戦するも、袁紹からの食料補給がなく惨敗します。
                    曹操も董卓を攻めるタイミングをアドバイスしますが、袁紹は無視します。

                    そんなこんなで諸将が白けてしまい、討滅軍の中で董卓討滅後に袁紹が最高権力者の座に着かせてなるものか…と言う空気が強くなります。

                    結局、巳水関も虎牢関も負けてしまうんですね。

                    ちなみに、劉備、関羽、張飛も『董卓討滅軍』にいました。
                    『演義』では虎牢関で呂布と戦ったくだりがあるんですけど、正史では全く触れられていません。

                    一方、董卓も負けてはいません。
                    なぜなら、懐刀の呂布がいたから。

                    董卓と呂布の出会いは、董卓が皇帝を囲った直後。
                    元々呂布は丁原って人の養子だったんですがね。
                    何進から宦官討伐の指示を受けた丁原が都に来てみると、何進も宦官もいない…。
                    代わりに董卓がふんぞり返ってます。

                    びっくりしたでしょうw

                    まぁ、来たからには皇帝にご挨拶…しますが、その時に董卓と呂布が初対面するんですが、董卓は自分を蔑ろにする丁原に殺意を覚えます。

                    と、同時に脇を固める猛将呂布を部下にしたい。

                    董卓は呂布をそそのかし、丁原を呂布に殺させ、親子の契りも果たします。

                    その呂布が滅法強く、『董卓討滅軍』を蹴散らしてしまうんですよ。

                    やたら強い呂布。

                    董卓討滅軍が壊滅した時、現れるんですねぇ…救世主が。

                    官僚の王允ってじいちゃんなんですが、女性を使って董卓と呂布を仲違いさせ、なんとまぁ呂布が董卓を殺害します。

                    この女性こそ『演義』でおなじみ、絶世の美女と言われる『貂蝉』さんですね。

                    まぁ『正史』には貂蝉さんの名前は挙がりませんが、女性問題をけしかけ董卓暗殺を図ったという記載はありますね。

                    結局『董卓討滅軍』は何だったんでしょw
                    つか、『董卓討滅軍』に参加した諸将がそれぞれの野望を持ってドンパチを始めます。

                    三国志を語る2

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                      はい、どうもw
                      団長です。

                      『黄巾の乱』を無事(?)に鎮圧した漢朝廷でしたが、その後、熾烈な権力争いが始まります。

                      同時の皇帝『霊帝』が病死した事で後継者争いが勃発するんですね。

                      『霊帝』には劉弁、劉協っていう幼い異母兄弟がいて、宦官は出来の良い劉協を後継者にするつもりが、『普通、跡継ぎは長男だろ!』って劉弁の母親(皇太后)が親戚と共に騒ぎ始めましてね。
                      世継ぎ騒動勃発ですわw

                      結果的には劉弁が跡継ぎになるんですが、『皇帝の叔父』になった大将軍の何進っておっちゃんが宦官討伐を開始します。

                      この何進っておっちゃん。
                      元々肉屋のオヤジだったんですがねw
                      権力って恐ろしいですねw

                      しかし、所詮は肉屋のオヤジ。
                      宦官の策略に見事ハマって暗殺されちまいます。

                      更に今度は『皇帝の叔父を殺害とは不届き千万!』と、黄巾の乱討伐で活躍した群雄たちが再び集まり、宮廷に火を放ち宦官を斬り殺していきます。

                      勢いにビビり上がった宦官の残党が、皇帝劉弁、弟劉協を拉致って宮廷の外へ逃げます。

                      さぁ、ここで登場します。
                      稀代の大悪党・西涼の使吏『董卓』であります。

                      しかし、まぁ不思議ですよね。
                      今の日本もそうですけど、世の中が乱れると、持っちゃいかん奴の所に『権力』が行くんですよね。

                      よりによって、逃げ出した宦官と皇帝兄弟が董卓に助けられます。
                      董卓も『宦官討伐軍』としてお呼ばれしてたんですが、まぁ悪知恵が働いたんでしょう。
                      宮廷が燃えているのを見て、外で様子見してたんですよ。
                      そしたら、逃げ出した宦官と皇帝兄弟が助けを求めてきたんですから。
                      千載一遇のチャンスを見逃しませんわね。
                      この事で、董卓は事実上の最高権力者となってしまうんスよ。

                      んで、董卓は先ず皇帝兄弟を連れ出した宦官を殺害し、さらに!
                      皇帝劉弁を弟劉協に殺させ、劉協を皇帝にしてしまいます。

                      さらにさらに!

                      これまで以上に重税を課すわ、国中の美女を拉致って自分専用のハーレムを作るわ、庶民を虐殺するわ…そりゃ〜やりたい放題の大暴政をしくんスわw

                      皇帝に仕える政権を常に正とする正史『三国志』ですら、董卓をスーパーヒールとして記載するくらいですから、相当なモンですよね。

                      2度ある事は3度ある。
                      『董卓討滅』を大義名分として、群雄たちがまたもや集結します。

                      『三國無双』でもおなじみ、あの人たちがいよいよ登場ですよ〜w

                      わーねばやらねば!
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