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【Project Dancho】〜団長リバイバル 其の弐拾〜

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    はい、ということでですね。
    団長でございます。

    早いもので、2014年も残すところ1か月チョイですよ。
    ボチボチ忙しくなりますね。

    さて、今回は「団長リバイバルVol.20」のライナーと言うことで。
    ニコニコ動画にUPされていますので、
    (ホント、ライナーが遅くなってすみません。。。)
    もう何の曲かお分かりですね。

    では、どうぞ!



    お聴きいただいたのは「LIVE STAGE」でございました。



     
    タイトルだけ見ると、渋いブルース系か、ギンギンのハードロックを連想しちゃうと思いますが…
    どストライクのフォークでございますw

    この曲はですねぇ…
    書いたのはいつだっけかな。
    「WITH」でも「VELTY」でもない、1人でポロンポロンやってた頃ですね。
    高校時代ですなw

    この曲は94年のですね「心はいつも友達」ライブでやりましたね。
    今作は、そのライブの流れを再現したような作りにしてみました。
    動画コメントにもあるように「意外な始まり方」だったでしょ?

    この曲は4曲目でしたね。
    「Together」から始まって…
    「蒼い風の中で」→「SWEET HEART」→「LIVE STAGE」→「降り出した雨(Ver.2)」→(ブレイク後)「見つけた宝石(メンバー紹介インスト)」→「Song For Lovers」→「秋は人恋しくて」→「Teddy Boy」→「想いの隙間」→「秋風にささやいて」と、続きました。

    タイトルを見てもお分かりのとおりですね。
    AORやフォークなど、「聴かせる曲」ばかりのライブでございました。
    このライブのために書き下ろした曲は5曲ですね。
    あとは「既存曲」でございます。

    10月末に期間限定でUPした「メドレー集」のオープニングBGM「見つけた宝石」は、ここでやってたんですよw
    お気づきになられた方もいらっしゃったようですがww

    あと、「メドレー集」で「見つけた宝石」→「Song For Lovers」とつながる流れに気がついた方もいらっしゃったようですがww
    ものすごい「WITHフリーク」でございますね。
    驚きですw

    さてさて、テーマが外れた思い出話はこの辺でww

    「団長リバイバルVol.16」でもお話ししましたが、
    94年のテーマは「恋愛」でございました。
    恋の歌ばかりですw
    それも友人知人の「恋愛エピソード」が元ネタになっております。

    そ。
    この「LIVE STAGE」も例にもれず、同じフォーク仲間の恋愛を描いた曲であります。

    ん?
    「恋するような歌詞じゃなさげだけど…」ってですか?
    そうですねぇ。
    実際の恋愛は歌詞の中には出てきませんw

    VELTY時代も含めなんですが、いろんなジョイントライブに参加してたんですね。
    当時90年代初頭は、バンドブーム真っ盛りでございます。
    やっぱりね、主に「BOOWY」のコピーバンドがステージを席捲しておりましたね。
    次々出てくるバンドが「マリオネット」を必ず演奏してまして。
    1回のライブで、どんだけ「マリオネット」を聴かされたことかww

    ほんで、
    そんな中、
    「かぐや姫(南こうせつ)」や、「村下孝蔵」、「さだまさし」のカバーを中心としたフォーク野郎が登場するわけですよ。
    持ち時間15分。
    扱いは「前座」ですよ。

    彼曰く「他に出してくれるようなイベントがないので…」と、
    そんな「嫌がらせ」のような扱いでも、喜々としてステージに上がるわけです。

    そして、
    見に来ているお客さんたち。
    「完全に場違い」な彼の演奏を全く聞こうともしない状況なんです。
    もうね、お客さんの雑談に彼の演奏がかき消されてしまうような…
    そんな状況だったですね。

    「美貌に飾られた彼らしか見てくれない客」という歌詞が、
    その状況を物語っています。

    いや、これが良い演奏をするんですよ。
    おいらもね、飛び込みでハモりに行きたいくらい。
    でもね、見に来ているお客さんは、そんなのわかんないですもんね。
    そもそもが「場違いな人」が演奏してるんですから。
    お構いなし…かと、おもいきや。

    見る人は見てるんですよ。
    そんな中でも、きちんと彼の演奏を受け止めていた人が。
    「長い髪、いつも白い服着て…」の女性です。

    まぁ、あるアマチュアバンドのオーディエンスさんだったんですが。
    その次のライブでも、彼はステージに立ちます。
    そして、その女性もしっかりと彼の演奏を聴いています。
    最後の曲を演奏し終わって、一礼する彼に手を振ってあげていたんです。

    そのうち、彼は彼女のためにもしっかり歌いたいと、
    とにかく積極的にステージへ上がるんですね。

    ただ…
    あるときから…
    彼女の姿がなかったんですね。
    もうね、「がっかり感」が彼の顔に出るほど…
    演奏もなんとなく元気がないというかですね。
    それでも、彼はお客さんの「雑談」の中で演奏を続けます。

    すると…
    最後の曲の演奏中、彼女は息せきを切って会場に入ってくるのです。

    なぜ、このようなことになったのか…。
    後日談なんですが。
    ある時から彼は「開演前」の時間に出番が割り振られていたのです。
    これはですねぇ。
    いくらなんでも…と、思いますが。
    しかし、決めるのは主催者なんで、どうしようもなかったんですね。

    さて、ここからですが…
    彼は、彼女のことがとても気になってしまうのです。
    「できれば話をしてみたい。
     なんで、僕の演奏をきちんと聴いてくれるのか」と。

    こうなってくると「恋の魔法」ですねw
    少し話をしてみたいという思いは、やがて「好き」という感情へと変化していくんです。
    思い詰めてくると「何気ない思い」は「恋」へと変わっていくのです。

    これも後日談ですが…
    彼女曰く…
    「どこででも聞けるようなへったクソなコピーバンドより、
     すごいしっかり歌う彼の演奏が好きだった。
     元々ロックよりフォークが好きで…」と。

    ほんでですねぇ、
    彼の「ほんのりとした恋心」に応えるかのごとく、
    彼女は、彼と付き合い始めるのです!

    そして結婚までしてしまうのです。

    これが、この曲の「結末」でございます。
    しっかりとした「恋(なれそめ)の歌」なのですw

    これこそね、
    まさしく「運命の出会い」と言うやつじゃないでしょうか。
    これを曲にせず、何を曲にするんだって話ですよww

    ほんで…
    94年のライブに話を戻しまして。

    実はこのときに「AOR」っぽくアレンジしたらどうか…と。
    リーダーから提案がありました。
    が、ここはやっぱりフォークで行きたい!と、思いを貫かせてもらいました。

    動画でも「とってもフォーク」なんてコメントをいただいた通り。
    ここはアマチュアフォークシンガーだった彼のスタイルを貫きたいと。

    それで出来上がったのが、
    作中のスタイルなわけです。

    ということで、
    「団長リバイバルVol.20」のライナーノーツでした。

    さて、
    次の「団長リバイバルVol.21」のライナーについて。
    必ずハンカチをご準備ください。
    動画のコメントにも「泣いた」というコメントを多くいただいてます。
    ツイッターでも「涙なしに見られない!」というコメントを多数いただいている、
    あの曲の登場です。

    でわでわ、また次回!



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